絶対零度にデレはない
- Absolute Zero -
平凡な一人の高校生である相薙利晴は、地元の何の変哲も無い高校に通っていた。
夏休み明け、一人の少女が彼のクラスに編入してきた。彼女は渦美怜香と名乗った。
彼女は対人関係を完全に拒絶。その冷酷な眼差しは、後に<絶対零度>と恐れられる。
そしてある日のHR、1ヶ月半後に迫る学園祭のクラス委員に、彼と彼女が選出される。
多くの接点を持っていく中で、彼は彼女に秘められた「何か」に気づき始めて……
彼女の中の何が、<絶対零度>と恐れられる瞳で冷たい態度をとり続けさせるのか。
固く閉ざされた、彼女の心の奥深くに眠る真実を彼が知ったとき、彼はどうするか。
彼を待つのはハッピーエンドか。それともバッドエンドか。そして————
————<絶対零度>がデレる日は、来るのか。
キオクノカケラ
Prologue 一
No.1 二
No.2 三
No.3 四
No.4 五
No.5 六
No.6 七
No.7 八
No.8 九
No.9 十
No.10 ソノヒミタユメ
Epilogue